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今年も注目!大阪国際女子マラソン2024の結果と出場選手まとめ

今年も注目!大阪国際女子マラソン2024の結果と出場選手まとめ

「MGCファイナルチャレンジ」の一環として、パリ2024オリンピックの女子マラソン日本代表の最後の1枠をかけた戦いが、1月28日に開催された第43回大阪国際女子マラソンで展開されました。そこで今回は、大阪国際女子マラソン 2024の結果と出場選手まとめて紹介していきます。

大阪国際女子マラソン

大阪国際女子マラソンは、1982年から大阪市で毎年1月の最終日曜日に開催されています。初めての大会から1984年までは、「大阪女子マラソン」として知られていましたが、1985年の第4回大会から国際陸上競技連盟の公認を受け、名称が「大阪国際女子マラソン」に変更されました。2021年と2022年の大会では、新型コロナウイルスの影響で男子選手がペースメーカーとして参加し、男女混合レースとして実施されました。

大阪国際女子マラソン2024出場選手

2024年も盛り上がりを見せた大阪国際女子マラソンの出場選手をおさらいしましょう。

招待選手

日本陸上競技連盟が推薦する候補者選手と自己ベスト記録は以下の通りです。

  • ウォルケネシュ エデサ(エチオピア)2:18:51/2022ベルリン
  • ステラ チェサン(ウガンダ)2:20:23/2023ハンブルグ
  • シセイ メセレット ゴラ(エチオピア)2:20:50/2022セビリア
  • 松田 瑞生(ダイハツ)2:20:52/2022大阪国際
  • 佐藤 早也伽(積水化学)2:22:13/2022ベルリン
  • 前田 穂南(天満屋)2:22:32/2023名古屋
  • 松下 菜摘(天満屋)2:23:05/2022大阪国際
  • 川内 理江(大塚製薬)2:25:35/2022大阪国際
  • 大東 優奈(天満屋)2:26:09/2023大阪国際
  • 竹山 楓菜(センコー)2:29:20/2023大阪国際

ネクストヒロイン

2017年の第36回大会から、若手ランナーの育成を目的として、国内の招待選手に対して「ネクストヒロイン」と呼ばれる特別枠を設けています。この枠は、フルマラソン未経験者でありながら、駅伝や中・長距離走で優れた実績を持つ若手ランナー(主に満19歳以上の現役大学生や実業団所属選手)に出場の機会を与えるものです。

その選手と資格記録は以下のとおりです。

  • 柳谷 日菜(ワコール)1:10:11/2023大阪ハーフ(ハーフマラソン)
  • 北川 星瑠(大阪芸術大)1:10:50/2023日本学生ハーフ(ハーフマラソン)
  • 鈴木 杏奈(大阪芸術大)1:12:09/2023日本学生ハーフ(ハーフマラソン)
  • 古原 夏音(大阪芸術大)1:12:24/2022関西学生ハーフ(ハーフマラソン)
  • 小林 香菜(前橋市陸協)2:36:54/2023大阪国際
  • 須田 花音(神戸学院大)2:40:49/2023泉州国際

大阪国際女子マラソン2024結果

順位/氏名/ TIMEの順で以下記載をしています。

  1. ウォルケネシュ エデサ(エチオピア)TIME : 2:18:51
  2. 前田 穂南              TIME : 2:18:59
  3. 松田 瑞生              TIME : 2:23:07
  4. ステラ・チェサン          TIME : 2:23:36         
  5. 佐藤 早也伽             TIME : 2:24:43          
  6. カタリナ・スタインラック      TIME : 2:24:56 
  7. 松下 菜摘              TIME : 2:25:10   
  8. 大東 優奈              TIME : 2:25:16   

注目日本人選手

続いて、注目の日本人選手をご紹介していきます。

松田瑞生選手

<マラソン成績>

  • 2018大阪国際女子:1位 2.22.44
  • 2018ベルリン:5位 2.22.23
  • 2019MGC:4位 2.29.51
  • 2020大阪国際女子:1位 2.21.47
  • 2021名古屋ウィメンズ:1位 2.21.51
  • 2022大阪国際女子:1位 2.20.52
  • 2022世界選手権 :9位 2.23.49
  • 2023東京:6位 2.21.44
  • 2023世界選手権 13位 2.29.15

マラソン初挑戦の18年大阪国際女子を2時間22分44秒で制し、東京五輪MGC出場権を獲得。MGCは4位、東京五輪は代表候補選手止まりでしたが、そこから奮起し22年大阪国際女子で日本歴代5位(当時)の2時間20分52秒をマーク。世界選手権は22年オレゴン(9位)、23年ブダペスト(13位)と2大会連続で出場した。そして、今大会3位を獲得した注目選手です。

前田穂南選手

<マラソン成績>

  • 2017大阪国際女子:12位 2.32.19
  • 2017北海道:1位 2.28.48
  • 2018大阪国際女子:2位 2.23.48
  • 2018ベルリン:7位 2.25.23
  • 2019東京:12位 2.31.42
  • 2019MGC:1位 2.25.15
  • 2021大阪国際女子:2位 2.23.30
  • 2021五輪:33位 2.35.28
  • 2023大阪国際女子:棄権
  • 2023名古屋ウィメンズ:3位 2.22.32

2019年のMGCでは、東京オリンピックの出場権を賭けたレースで、中盤から圧倒的なペースでリードし、2時間25分15秒という驚異的な記録で優勝しました。そして、今大会2位を獲得した注目選手です。

マラソンのスポーツベッティング

マラソンなどの陸上競技へのベットはとても単純です。マラソンのスポーツベッティングは賭けたグループに優勝者が含まれている場合、賭けは勝ちとなり、一方で、優勝者が含まれていない選択肢は負けとなる賭け方があります。そして、スポーツベットとしてのマラソン競技の最も基本的な賭け方は、競技で誰が1位になるかを予想すること(金メダル獲得予想)であり、さらにもう一つは表彰台予想(3位までに誰が入るか、メダル獲得予想)です。マラソンのオッズは、各選手が優勝する可能性の高さやその選手の前評判を示す目安として利用できます。観戦時の参考情報としても役立ちます。

まとめ

大阪国際女子マラソン 2024では日本人選手が上位に名を連ね白熱した大会になりましたね。自分のお気に入りの選手が優勝し、同時に利益を得る喜びは言葉では表しきれません。選手の直近の成績や注目度、世間の期待度を加味したうえでマラソンのスポーツベットを楽しみましょう。