みなさん、スマートフォンのニュースをいつもチェックしていますか。スマートフォンはすぐに新機種が発売されますが、国外の端末を含めるとかなりの数が増え続けています。
特に最近はインド市場におけるスマートフォンがどんどん売り出されています。そこで今回はインド市場のスマートフォンについてご紹介します。
中華スマホを安く買う裏ワザ?!
さて、中華スマホといえば中国のメーカーが中国国内と国外向けに販売されているスマートフォンです。中には中国国内だけで販売されている端末もあります。しかし、最近では中国国内で販売されることはなくインドなど途上国のみで販売される中華スマホも多いです。
インド市場向けの中華スマホの特徴としては価格が安いことです。もともと、中華スマホはコスパがよいとして日本を始めとした世界各国で人気がありました。しかし、インド市場向けの中華スマホはそれをさらに上回る安さなのです。
なぜこのようなことになったのかというと、インドの平均所得を考えれば分かります。インドの新卒初任給は約4万2000円です。今の中華スマホは高いものだと7,8万するので簡単には購入できません。
そのため、1,2万円で購入できるスマートフォンが人気です。今でもiPhone 4Sがインドで人気であることを考えると、その理由が分かりますよね。価格が安くて安心のAppleブランドだからです。
中華スマホはその市場を奪おうとして、インド市場に参入したのです。それで価格が極端に安くてiPhoneを上回る性能というわけです。この端末を中国国内で販売するとシェアが全てそちらに流れてしまうため、中国国内では販売されないと言われています。
インド市場向けの中華スマホはかなり安い値段で発売される
インド市場向けスマホのラインナップ
では、どういった端末があるのでしょうか。今現在、インド市場の6割は中国メーカーが占めています。
OPPOのRealme 3
まず、OPPOのRealme 3です。デザインをパッと見るとiPhone Xシリーズに似ていて全く安物感を感じない製品です。それでいながら、価格は約1.5万円です。ディスプレイサイズは6.22インチの水滴型ノッチです。
大画面とモビリティを両立したサイズ感です。ただし、解像度が720×1520なので高級スマホの画面に見慣れている人にとっては劣るでしょう。バッテリーは4320mAhもあるので1日使ってもバッテリーが持ちそうです。
カメラも1300万画素と200万画素というレンズなのでまあまあです。いずれにせよ、価格を考えると気になるところは目を瞑ってしまう端末です。
ディスプレイサイズ | 6.22インチ |
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OS | ColorOS 6.0 based on Android P |
カメラ | 1300万画素+200万画素 |
価格 | 1万5000円 |
VIVOのV11 Pro
続いてVIVOです。VIVOのV11という端末がとても話題です。2018年9月に発売されたスマートフォンで、フルHD+の6.41インチのディスプレイを搭載しています。画面の大きさを最大限に活かした綺麗なディスプレイです。
それにもかかわらず、重さが軽めで156gしかありません。これくらいの大きさだと200gあっても不思議ではないのに、これで収まっているのですごい限りです。ただし、バッテリーが3400mAhなため、この大画面の消費電力に対して適切なのかどうか悩みどころです。
ディスプレイサイズ | 有機EL 6.41インチ |
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OS | Android 8.1 |
カメラ | 1200万画素+500万画素 |
価格 | 約36,000円 |
Xiaomi
そしてXiaomiです。おそらく、Xiaomiがインド市場向けのスマホが熱いというムーブメントを作り出したメーカーなのではないでしょうか。
POCO F1
Xiaomiが販売しているPOCO F1もインド市場向けにしては値段が約3.5万円で高めの傾向にあります。エントリーモデルでは満足できなくなったインドの層を狙っているのでしょう。
ただ、性能は完璧です。10万円台のスマートフォンにも採用されているCPU、SnapDragon845を搭載しています。本体が熱くならないように冷却機能もついています。それで6.18インチのディスプレイなので携帯性とも両立しています。
インドだと、高価格帯のスマートフォンに分類されますが、日本だと破格ですね。日本で発売されるとなると7,8万円してもおかしくない端末です。これは買うしかないです。
ディスプレイサイズ | 6.18インチ |
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OS | MIUI 9.6 Android 8.1 |
カメラ | 1200万画素+500万画素 |
価格 | 約35,000円 |
まとめ
今回は、インド市場で発売されている中華スマホについてご紹介しました。いかに中華スマホが破格の値段で発売されているかお分かりいただけたと思います。ただでさえ、安いと言われているスマートフォンをインド市場ではさらに半分の値段で購入できます。
多くの人は中華スマホだけで満足するので、その一歩先を行くならばインドのスマホに目を向けるべきです。ぜひ、みなさんもこの記事を参考にしてスマホを購入してみてはいかがでしょうか。