中華スマホをみなさん日々の生活で使っていますか。使っていると、中華スマホ特有の問題に出くわすことがよくありますよね。特にセキュリティの問題は誰もが気になります。安全に使うにはどうすればよいのか多くの人が関心を抱いています。
そこで今回は、中華スマホを安全に使う方法をご紹介します。
何が危険なのか
最初に、中華スマホの何が危ないのでしょうか。大きく分けて2つの危険があります。
- ウイルスによる危険性
- 中華スマホによる危険性
ウイルスによる危険性
1つ目がいわゆるウイルスです。何か変なソフトフェアやファイルをダウンロードして、それにウイルスが混入していた場合、スマートフォンが感染してしまいます。スマートフォン内部にあるクレジットカードや連絡帳というような情報が流れ出してしまうのです。
これはスマホに限らず、パソコンでも情報の流出が議論されてきたのでイメージしやすいかと思います。
中華スマホによる危険性
一方で中華スマホ特有な脅威は中国スマホメーカーです。スマホを作っているメーカーが危険というのは、おかしな事態ですが中華スマホならありえます。中華スマホのメーカーは中国に本籍を置いています。
中国という国は、人々が使用しているスマートフォンから多大な情報を抜き取っていると言われています。年齢や性別という基本的なデータや、その日の行動や位置情報までメーカーがスマホのデータを取り出しています。
そのデータを場合によっては中国共産党が政治的に利用しているのです。アメリカが中国製のスマホを使うのを禁止するように命じたことがニュースになりましたが、そうした背景があるのです。
女子高生に人気のTikTokでさえたくさんのデータを抜いていると言われています。メーカーによる危険性が中華スマホ特有の脅威です。
解決方法は?
では順番に解決方法をご紹介します。
ウイルス対策
1つ目のウイルス対策としてできることは、パソコンと同じようにウイルス対策アプリをインストールすることです。おすすめのアプリは2つあります。
ウイルスバスター
[出典:https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/store/vbm.html]
まず、ウイルスバスターです。パソコンでもお馴染みのソフトです。
このアプリをインストールすると、ウェブサイトを閲覧するときにフィッシングサイトや詐欺サイトからスマホを守ってくれます。連絡先を盗み出そうとしているウイルスに対してはAIを使って防止してくれます。
【ウイルスバスター】モバイルセキュリティ
[出典:https://jp.norton.com/mobile-security-for-android]
もう1つがノートンのモバイルセキュリティです。
Googleのストアからダウンロードしたソフトは全て安全とは限りません。ダウンロード前にマルウェアやプライバシーリスクを教えてくれます。連絡先をバックアップしてくれますし、スマホをなくしても位置情報で特定してくれます。
メーカー対策
もう1つは、メーカーによる脅威です。スマホメーカーなしでスマホを使うのは無理な話です。そこで当サイトでは危険性を避けて安全に使うために、中華スマホはグローバル版を使用することをおすすめします。
中華スマホは中国版とグローバル版の2つあります。中国版は、中国国内で使用されることを想定して作られている一方で、グローバル版は中国以外の場所で使用されることを想定しています。
中国側も明言していないので、疑惑程度しか可能性がありませんが国内版の方がより情報を吸いやすい設計に作られているのは間違いないです。そのため、グローバル版を使用することをおすすめします。
グローバル版も100%安全とは言い切れませんが、Googleのストアが使用可能です。そのため、見慣れたアプリなどを使用することができますし、Googleなどのセキュリティシステムを利用することが簡単にできます。グローバル版を使ったほうが危険性が少ないです。
HUAWEIの端末は買わない
アメリカがHUAWEIの端末は危険だと言っているのをご存知でしょう。いわゆるバックドア問題です。バックドアとは、第三者がコンピュータなどにアクセスするのを可能にすることです。
HUAWEIの端末は、これが仕掛けられていて情報を抜き取られるのでないかと言われています。
HUAWEIはこれを否定していますが、真実はHUAWEIしか知りません。
他の中華スマホのメーカーがありますが、今のところ名指しで批判されているのはHUAWEIのみです。HUAWEIを使わないように心がけると万が一を回避できるでしょう。
まとめ
今回は中華スマホの安全性についてご紹介しました。中華スマホは危険で安全に絶対に使えるとは断言できません。これはスマホを使う上でどこのメーカーも一緒です。
中華スマホに限ったことではありませんが、安全性についてのリテラシーを高めて予防するきっかけになれば幸いです。ぜひ、みなさんもよい中華スマホライフをお過ごしください。