みなさん、こんにちは。新しいスマートフォンのニュースって見るだけでも楽しいですよね。
今回は話題沸騰中の中華スマホ、OPPOのFind Xについて詳しく解説します。
Find Xとは
[出典:https://www.oppo.com/jp/smartphone-find_x/]
まず、Find X の基本情報について紹介します。 Find Xは、2018年6月にフランスのパリで発表されたOPPO のフラグシップ端末です。パリのルーブル美術館でこの端末を発表しているので、芸術品として売り出そうとしているOPPOの本気が分かりますよね。
そして、OPPOは中華スマホの中でも、日本市場に参入しているメーカーです。OPPO JAPANというメーカーを日本に立てて、日本でもFind Xは購入可能です。
Find Xの日本発売日は、2018年の11月9日です。日本の発売価格は、税抜きで11万1880円でした。中華スマホの主力の価格帯が2万円から3万円であることを考えると、強気な価格設定です。でもスペックを見れば、この価格は妥当です。
画面占有率93.8%のベゼルレスディスプレイ
まず、デザインを見てすぐ気が付くのはベゼルレスディスプレイでしょう。この商品の発表が決まったとき、 iPhoneよりも優れたベゼルレスディスプレイだということで話題になりました。
画面のスクリーンにカメラは全く無く、ほぼスクリーンだけがある状態です。そのため、スクリーンの画面占有率は93.8%です。
また、6.4インチディスプレイなので、 パスポートサイズです。しかし、ベゼルレスで余計な部分をそぎ落としているため、極端に大きいとも感じません。外出先で映像などを見ると迫力のあるディスプレイサイズです。
ステルスカメラ
[出典:https://www.oppo.com/jp/smartphone-find_x/]
ベゼルレスディスプレイを実現するため、ステルスカメラを採用しています。「ステルス」はステルス戦闘機というように、「隠れている」という意味です。つまり、パッと見てレンズがどこにあるか分からないため、美しいスクリーンのデザインを保っています。
それでなおかつ、カメラを使った顔認証機能も使用できます。 顔の15000箇所のポイントをスキャンすることによって、顔認証するため、指紋認証より20倍も安全です。セキュリティは万全ですね。
[出典:https://www.oppo.com/jp/smartphone-find_x/]
さらにインカメラ画素数も2500万画素です。ちょっとしたデジカメにも匹敵する上に、AIが顔の映りをよくしてくれます。さすが自撮りに力を入れているOPPOです。
[出典:https://www.oppo.com/jp/smartphone-find_x/]
また、アウトカメラはインカメを上回るスペックです。デュアルカメラで手ぶれ補正があり、AIが800以上のシチュエーションから自動的に撮影設定もしてくれます。2つのレンズの画素数は2000万画素と1600万画素です。
高いCPUでゲームもバッチリ
CPUはSnapdragon845で、ゲームを高速でプレイすることができます。別にゲームでなくても、負担のかかるアプリなどでも高速で起動できます。256GBの容量があるので、いちいちアプリを削除する必要もないでしょう。
まとめ
結局、買うべきなのか
今回はOPPOのFind Xについて解説をしました。ここまでFind Xを解説して、おすすめできるかどうかというと、あまりおすすめできないです。
やはり中華スマホの強みは圧倒的なコストパフォーマンスなので、10万円以上のスマホは高すぎます。Find Xがここまで高い値段だとしたら、もう3万円払ってiPhoneを買った方が満足度は高いかもしれません。
高級ブランド路線ならではの不安
OPPOも最初は、安い価格で高品質のスマホを作っていました。しかし、AppleやSAMSUNGと戦うため、高級ブランド路線にも舵を切り始めたのでしょう。OPPOはまだ高級路線の歴史と経験が浅いので、端末に不具合があった場合のリスクは消えません。
もし、Find Xが6万円台だったら圧倒的なコストパフォーマンスでたちまち人気のスマホになったでしょう。しかし、10万円を超えると魅力が消えます。
ベゼルレスはやり過ぎた
Find Xが高価格なのは、ベゼルレスディスプレイだからです。デザインにこだわりすぎた結果、ここまで値段が高くなりました。もう1年後だったら、Find X と同じデザインとスペックで6万円台で発売することができたはずです。ちょっと時期が早すぎました。
価格落ちか中古品を狙うべし!
それでももし、Find X を使ってみたいと言うならば、価格が下がるのを待つか中古品の購入をおすすめします。おそらくすぐにFind Xを超えるような製品も出てくるはずです。今回の記事もぜひ、機種変更の際に参考にしてみてください。
OS | ColorOS 5.1(based on Android 8.1) |
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サイズ | 156.7×74.2×9.6(mm) |
カラー | ワインレッド、サイレントブルー |
重さ | 186g |
バッテリー | 3400mAh |
メモリ/ストレージと価格 | 8GB + 256GB、11万1880円 |
ディスプレイ | 6.4インチ(2340×1080)、有機EL |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 |
GPU | Adreno™ 630 |
アウトカメラ | 2000万画素+1600万画素 |
インカメラ | 2500万画素 |
WiFi | 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | BT2.1+EDR, BT5.0 |
対応バンド | GSM:850/900/1800/1900 WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19 LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/29/32/66 TD-LTE:B34/38/39/40/41(2496-2690MHz) |
ケーブル | USB Type-C |
その他 | NFC不可、スマホケース同梱 |