みなさん、スマートフォンのニュースは毎日チェックしていますか。新しいスマートフォンが毎日のように発売されるので、チェックは欠かせないところです。
しかし、いくら端末があっても通信回線がなければ意味がないですよね。そこで今回はmineoの回線についてご紹介します。
mineoとは
mineoとは、関西電力グループが運営する格安SIMです。回線はDocomo、au、SoftBankと3回線全てに対応しています。使い終わったWiMAXの端末もmineoのauプランのSIMを挿せば使えるようになるので、auに強いSIMカードとも言われています。
でも、mineoの圧倒的強みが3キャリア対応ということなので、多くの端末に対応しています。他のDocomo回線のみ対応しているSIMでは、Auのみ対応している端末は使えません。
しかし、mineoならばどこのキャリアでも対応しているので気にすることはありません。
mineoが使える代表的な中華スマホ
HUAWEI
- HUAWEI P30
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
ASUS
- Zenfone Max
- Zenfone Max Pro
mineoのプラン
それではプランについて詳しくご紹介します。
通話とデータ容量込み
まず通話とデータ容量込みの場合、1,310円の500MBプランから申し込むことが可能です。
月額で見ると、そこまで破格という感じではないですが、500MBというプランは珍しい選択肢ですので、融通が効くのではないでしょうか。他の格安SIMだと1GB、3GBといったデータ容量なので底まで使わないと考えている人たちの選択肢にもなるでしょう。
ちなみに通話料に関しては30秒20円で一律です。ただし、月に850円払えば、10分間のかけ放題になります。しかし、データ通信では、キャリアごとにどの通信を使うかで月額料金が違います。Auが最安で、Docomo、SoftBankの順に高くなっていきます。
もし、Au回線に対応している端末を使おうと考えている場合だと、当然Au回線で契約すればお得になるわけです。
データのみのプラン
次にデータのみのプランです。データのみのプランも通話SIMと違って、Au回線とDocomo回線の料金は一緒で最安です。一方でSoftBankはそれよりも90円ほど高い料金で提供しています。
mineoでSoftBankを使うメリットはあまりないので、SoftBank系の格安SIMを使いたいと考えている人は他のLINEモバイルなどの事業者に乗り換えたほうがよいですね。
どういう人向けか
では、一体どういう人がmineoを選ぶべきなのでしょうか。
これはmineoの強みとも重なりますが、ご自身の余ったデータ容量をギフトのようにmineoのユーザーやその他に契約している回線に贈ることができます。持っている端末でデータ使用量が余ったからこっちに贈ろうなんて使い方も可能です。
こうしたデータ容量は翌月に繰り越すことができるものが一般的ですが、mineoの場合ギフトで贈ることができるので、当月にデータ容量を効率よく使い切ることができます。
もし他にも端末を持っていて、mineoで契約している場合や友達や家族がmineoを使っている場合だと贈ったり受け取ったりすることができてみんな幸せになれます。
速度はどれほど?
気になるのが通信速度です。mineoの最大通信速度はAuとDocomoがおよそ下り970MbpsでSoftBankが下り600Mbpsです。上りはAuga110Mbps、Docomoが70Mbps、SoftBankは37.5Mbpsです。
はっきり言って爆速です。UQモバイルと比較しても3倍は速度が出ます。ただし、通信制限がかかると200Kbpsなのでウェブブラウザも少し遅いくらいになります。口コミ的には昼頃に遅くなるそうです。
ただし、1Mbpsあれば、YouTubeは快適に見られると言われています。
mineoの設定方法
実に簡単です。端末の設定からAPNを新しく追加するだけです。APNをどう書くのかについては、契約した時の紙に詳細が書いてあります。設定画面を開いて、APNの項目で設定しましょう。
まとめ
今回はmineoについてご紹介しました。正直、料金面では目を引くプランがないのが現状です。他のSIMだと、カウントフリーのプランなどもあって非常に便利です。しかし、mineoはまだ対応していないので、カウントフリーを導入できるかが勝負になるでしょう。
逆にmineoはどの通信キャリアも対応しているので、料金は安くしたいけどあまり考えるのに時間をかけたくないという人にぴったりのSIMカードです。