みなさん、中華スマホの記事を楽しく読んでいますか。新商品のニュースをみると、常識では考えられなかったスマートフォンの登場によく驚きます。そこで今回は、我々の価格の常識を打ち破ってくれた、Pocophone F1についてご紹介したいと思います。
Pocophone F1
[出典:https://www.poco.net/global/]
Pocophone F1とは、Xiaomiが作っているスマートフォンのブランドに新たな商品ラインとして2018年に加えられたスマホです。
最大の特徴はインドの人たちをターゲットにされて販売されているスマホであることです。Xiaomiといえば中国のイメージがありますが、インド市場を斬り開くために投入されました。Pocophone F1が発表された時は、世界中の中華スマホファンが驚きました。
圧倒的なコストパフォーマンス
また見逃せないのは、圧倒的なコストパフォーマンスです。日本円にして約3万円という価格なのにもかかわらず、10万円ぐらいのスマートフォンに引けを取らないスペックを持っています。
やはりインドがメイン市場だからこそ、この価格を実現できたのでしょう。この価格でこのスペックのものを発売してしまうと、みんなPocophone F1を使いはじめます。他のメーカーも当然、その価格帯にしなければ勝負もできません。
最初に評判がよいと、Pocophone F1を使い続けるユーザーが増えてきます。完璧にXiaomiの戦略勝ちですね。
6.18インチディスプレイ
最初にディスプレイサイズは6.18インチです。片手で持てるスマートフォンの大きさです。最近のiPhoneのディスプレイサイズとあまり変わりません。
ただ、解像度はフルHDのIPSディスプレイです。 残念ながら有機 ELディスプレイは搭載してません。でも、価格帯を考えれば十分ですよね。このスペックでも綺麗に映画やゲームを楽しめます。
大きなノッチあり
[出典:https://www.poco.net/global/]
もう1つ気になる点がノッチディスプレイということです。iPhoneそっくりのデザインになってしまいました。お金はないけど、iPhoneみたいなスマートフォンが欲しいというニーズを狙ってるのが見え見えです。中国メーカー戦略なのでしょうか。
このノッチで、Pocophone F1の好き嫌いが分かれます。通知表示など、画面上に表示することが困難です。それが許せる人はこの端末でも十分やっていけるでしょう。画面占有率は82.2%で、ベゼルレスディスプレイに比べて劣ります。
アウトカメラはAI搭載
[出典:https://www.poco.net/global/]
まず、アウトカメラはこの価格帯なのにも関わらず、AIデュアルカメラです。
1200万画素と500万画素のレンズを搭載しています。AIのおかげで、必要な場面に応じて 写真の設定を変えてくれるので簡単に綺麗な写真が撮れます。暗所でもノイズが少ないのがポイントです。
インカメラにもAIあり
インカメも2000万画像という高画質カメラがついています。セルフィーでもボケ加工のある、かっこいい写真を撮ることができます。また、インカメラを使った顔認証も赤外線に対応しています。暗い場所でもちゃんと顔認証機能を利用することができます。
ゲーマーにも嬉しいCPU
[出典:https://www.poco.net/global/]
さて続いてはCPUです。CPU はSnapdragon845なので、価格帯から考えると高級なCPUが使われています。もちろんゲームなどの用途にも使えるスペックですので恐ろしいくらいです。10度温度を下げることができる冷却システムもついてます。
ただ単にLINEやSNSのために、スマホを使っているという人ならこれで満足でしょう。
Pocophone F1は買いか
Pocophone F1は買いなのでしょうか。答えは「買い」です。ただ、どうしてもベゼルレスディスプレイでなければダメだという人には向いてないです。しかしそれ以外を考えると、3万円でこのスペックは十分すぎるほどです。いよいよiPhoneなどいりませんよね。
親のためにスマホをプレゼントしようとしている人や、子供にスマホを買い与えたいけど高い端末は嫌だという人にとってPocophone F1は救世主です。その人達は今すぐPocophone F1を買うべきです。
プレゼントにも2台目のスマートフォンにもピッタリです。もちろんメインとして使えます。次の本命の機種が登場するまでの「つなぎ」としても十分な実力を発揮してくれます。スマホが壊れた時の代替機種としてもありですね。
まとめ
今回はPocophone F1についてご紹介しました。やはりPocophone F1はコスパ重視のXiaomiが作っているだけあって、驚きの価格とスペックでしたね。
今もなおどんどん価格が下がり続けているようなので、これを機会に購入してみてはいかがでしょうか。ぜひこの記事も購入の参考にしてみてください。
OS | MIUI 9.6 ( Based on Android 8.1) |
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サイズ | 155.5 x 75.3 x 8.8(mm) |
カラー | レッド,ブルー,ブラック |
重さ | 182g |
バッテリー | 4000mAh |
メモリ/ストレージと価格 | 6GB+128GB(23999ルピー:約38,000円) 6GB+64GB(20999ルピー:約35,000円) |
ディスプレイ | 6.18インチ(2246×1080) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 845 |
GPU | Adreno™ 630 |
アウトカメラ | 1200万画素+500万画素 |
インカメラ | 2000万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
対応バンド | GSM B2/3/5/8 WCDMA B1/2/5/8 FDD-LTE B1/3/5/7/8/20 TDD-LTE B38/40/41(120MHz) |
ケーブル | USB Type-C |
その他 | NFC不可 |