みなさん、スマートフォンのニュースを毎日楽しんでいますか。毎日新しいスマートフォンが発表されるのでニュースを追うだけでも大変ですよね。
そこで今回はUlefone S1についてご紹介します。
1万円以下のエントリーモデル
Ulefone(ウレフォン)とは
Ulefoneは、日本ではまだ馴染みがない中国のスマートフォンメーカーです。もともと、スマートフォンのアクセサリーを生産していた会社なのですが、最近では作り出すスマートフォンも話題になっています。
特に低価格であり、日本のAmazonで簡単に購入できるというのが大きなポイントです。そんな中Ulefoneから発売されたのが、S1という端末です。
Ulefoneのスペック
それでは早速スペックを見ていきましょう。
価格と発売日
Ulefone S1は2018年8月に発売されたばかりの端末です。価格はおよそ8,000円です。
スクリーンは5.5インチ
まず、ディスプレイは5.5インチです。6インチクラスのスマートフォンが一般的になっていることを考えると、小さめのスクリーンであることが分かります。流石に迫力は6インチに比べて劣りますが、携帯性という点ではかなり優れています。
また、18:9という縦長のディスプレイなので片手で持ちやすいです。女性でも気軽に使えそうです。
ただし、960×480という解像度でディスプレイは綺麗ではありません。ベゼルもあるのでその点は少し残念です。
カメラはデュアルレンズ
続いてカメラですが、800万画素と500万画素のデュアルレンズです。この価格帯を考えるとデュアルレンズであること自体がすごいことです。しかしながら、レンズ自体の画素数がそこまで高くないのはかなり残念です。
インカメに関しては200万画素なので、ウェブカメラ以下のレベルです。実際に撮影するときは補完がかかって500万画素まで引き上げられるようです。しかし、あまり役立たないでしょう。
結局、カメラはスマホ全体の中ではあまりよくないですが、S1本体の価格を考えるとよくできているという印象です。
CPUはエントリーモデル
続いてCPUはMT6580です。Antutuスコアの情報は出回ってなかったのですが、同系統の機種からおよそ7万点台と予測されます。エントリーモデルであることには変わりません。そのため、ゲームを思い切りやろうという使い方は厳しいです。
一方でOSにはAndroid Go 8.1を採用しています。いわゆる低スペック向けのOSで、それでもキビキビ動きます。SNSなどの用途でしたら十分です。
バッテリーは普通
バッテリーは3,000mAhになっています。3,000mAhといえば、普通のスマホかやや劣るくらいの容量ですが、このスマホのOSはAndroid Goなので普通のスマホより処理力を必要としません。
そのため、激しい消費電力ではないことが予測されます。普通のスマホより少しバッテリーは長く持つのではないでしょうか。
この端末は買いなのか
この端末は買いでしょうか。答えは買いではないです。
最大の懸念点はLTE通信に対応していないことです。日本でLTEを使うことが普通になってきた世の中では明らかにネットの速度に不満を感じることになるでしょう。
ただ、一方でそれほどデータ通信をしないしネットも見ないという人にはかなりコスパのよい端末だと言えます。
メインのスマホとしてはあまりにも非力すぎますが、サブのスマホとして使うのならば価格的にも気軽に買い回せる値段なのではないでしょうか。非常用途としても使いみちがありそうです。
まとめ
今回はUlefone S1についてご紹介しました。1万円でとりあえずスマホがほしいという人にはこちらの端末もおすすめですね。ぜひ、みなさんも購入を考えてみてはいかがですか。
OS | Android GO |
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サイズ | 148.6×70.7×9.55(mm) |
カラー | ゴールド、ブラック |
重さ | 183g |
バッテリー | 3000mAh |
メモリ/ストレージと価格 | 1GB+8GB(約53,000円) |
ディスプレイ | 5.5インチ |
CPU | MediaTek MT6580 |
GPU | ARM Mali-400 MP2 |
アウトカメラ | 800万画素+500万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
WiFi | 802.11b/g/n 2.4G |
Bluetooth | 4.0 |
対応バンド |
2G GSM: 1900/1800/850/900(B2/3/5/8)
3G WCDMA: 2100/900(B1/8)
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ケーブル | USB 2.0 |
その他 | 非防水 |