みなさん、スマートフォンのニュースを楽しんでいますか。新しいスマートフォンのニュースはいつもチェックしておくべきですが、中華スマホの中には絶対に外せないメーカーがあります。それがXiaomiです。
そこで今回は、中華スマホメーカーであるXiaomiとそのスマホのラインナップについてご紹介します。
Xiaomiとは
まず、Xiaomiというブランドは2010年に設立されたばかりのブランドです。
非常に歴史が浅いですが、本社も北京にあります。他のスマホメーカーが深センに本社を構えていることを考えると、非常に珍しいですよね。そして2011年にMi1という初のスマホを発表して、ここから伝説が始まりました。
それまでのスマホ業界というのは、フラグシップモデルを1年に何回かモデルチェンジして発売していました。日本でもDOCOMOの夏モデルや冬モデルがあるのと一緒です。しかし、Mi1は1年に1機種だけ大量に生産することで、大幅なコストダウンに成功します。
それでコスパプランドとしての地位を確立しました。以降、スマホ以外にも家電などに力を入れるようになりました。
Xiaomiのスマホラインナップ
ではスマホのラインナップです。Xiaomiは今でもコスパを維持していますが、いわゆる高級スマホも販売しています。それがMiとMi Mixシリーズです。そして、エントリーモデルにはRedmiがあります。大きく分けてこの3路線で攻めています。
Miシリーズ
まずはMiシリーズです。Mi 1から始まったシリーズは、Xiaomiの顔とも言われています。10万円くらいのスペックのスマホでありながら、価格は4,5万円で抑えられています。
Mi9
たとえば、Mi9ですが約6.4インチの有機ELディスプレイという迫力あるスクリーンでありながら、CPUはSnapdragon855という超高性能です。
また、カメラもIMX586を採用した4800万画素、1200万画素光学ズーム、1600万画素の広角レンズという一眼レフカメラ顔負けのスペックになっています。価格も5万円程度なので、コスパは抜群です。
ディスプレイサイズ | 6.4インチ |
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OS | MIUI 10 |
カメラ | 4800万画素+1200万画素+1600万画素 |
価格 | 約50,000円 |
Mixシリーズ
Mi Mixはデザインに優れた端末です。Miシリーズと比べると、Miシリーズの方がカメラなどスペックがよいのですが、それでも十分に高スペックです。そして近年のMi Mixシリーズはベゼルレスデザインで有名です。画面のインカメを徹底的に目立たなくさせています。
Mi Mix 3
Mi Mix 3では、ステルスカメラを採用して、完全にフルスクリーンを実現しました。手に取るだけで美しいのが魅力です。カメラやスペックもiPhone並で、Miシリーズと同じくらいの4,5万円で発売されています。
ディスプレイサイズ | 6.39インチ |
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OS | MIUI 10 |
カメラ | 1200万画素+1200万画素 |
価格 | 約55,000円〜約66,000円 |
Redmiシリーズ
最後にRedmiシリーズです。パッと見て、Miシリーズと分からないくらいスタイリッシュで洗練されたデザインのRedmiシリーズですが、2,3万円程度で購入できます。
Redmi note 7
たとえば、Redmi note 7は6.3インチの大型ディスプレイで、迫力もあります。さすがにCPUはSnapdragon 660ですが、カメラは4800万画素と500万画素です。価格帯を考えるとすごいですよね。同じ価格帯のHUAWEI P20 liteといい勝負です。
とりあえず、安くてスペックのよいスマホが欲しいと考えている人にとってこの端末で十分です。
ディスプレイサイズ | 6.3インチ |
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OS | MIUI 10 |
カメラ | 4800万画素+500万画素 |
価格 | 約16,000円〜約22,000円 |
まとめ
今回はXiaomiのスマホについてご紹介しました。歴史を見てもわかるように非常に歴史の浅いスマホメーカーですが、販売戦略がとても上手でコスパブランドの地位を確立しました。
しかしながら、Xiaomiはこのイメージが付いてしまうことを嫌がっているため今後は価格も性能も上げたスマートフォンをリリースする傾向が強くなるようです。そのため、コスパがよいと感じるのは今回の記事でご案内した端末のみになるかもしれません。
iPhoneもXの段階で高価格帯に踏み出したので、Mi 9に続くXもあり得る話です。ぜひ、この記事を参考にしてスマホを購入していただければ幸いです。