2両面！VIVO NEX Dual Displayのスペック

みなさん、ワクワクするようなスマホのニュースを楽しんでますか。スマホ業界は目まぐるしく新商品が出てきます。そこで今回は、話題性がたっぷりの中華スマホ、VIVO NEX Dual Displayについてご紹介します。

NEX Dual Display

基本情報

[出典：https://www.vivo.com/en/products/nexdualdisplay]

NEX Dual Displayは2018年12月にVIVOが発売したハイエンドスマホです。まだ日本では未発売なので、購入の際には海外から取り寄せる必要があります。

ディスプレイ

では、気になるスペックを詳しく見ていきましょう。まず、ディスプレイサイズは6.39インチです。パスポートサイズと考えればよいでしょう。一昔前ならば、片手で持つことすら大変なサイズでしたが、ベゼルレスディスプレイのおかげで大幅に改善されました。

しかも、この端末は片面のディスプレイではなく両面のディスプレイです。SAMSUNGなどが、折りたたみ式のスマホとしてスクリーンを横並べにするデザインを発表する中、VIVOはこの流れに乗りませんでした。

背面にディスプレイという変態技で攻めてきました。さすが中華スマホです。バズろうとしているのでしょう。

メインのディスプレイは2340×1080で、サブのディスプレイは1920×1080です。どちらも有機ELディスプレイです。サブのディスプレイも5.49インチあります。表にiPhone XS Max、裏にiPhone 8 Plusのディスプレイがあると考えればイメージしやすいです。

気になる使い方ですが、メインディスプレイは普段通りの画面を表示してサブディスプレイでは壁紙を表示させておくという使い方もできます。カバーをわざわざ買い換えなくても、着せ替えを楽しむことができます。

カメラもハイスペック

[出典：https://www.vivo.com/en/products/nexdualdisplay]

続いてカメラですが、アウトカメラのみだけついています。

なぜならば、ディスプレイが2つあるのでインカメの代わりになるからです。カメラのレンズはなんとソニー製で12メガピクセルです。ボケ効果の補助にサブレンズや、AIによる深度と奥行き感知など盛りだくさんです。カメラ単体のスペックも申し分ないでしょう。

[出典：https://www.vivo.com/en/products/nexdualdisplay]

また、写真を撮るときにデュアルディスプレイが活躍します。特筆すべきは、プレビュー機能です。写真を撮る側はもちろん、撮られる側もどんな写真になるのかプレビューで確認しながら撮影できます。

CPUとバッテリー

ちゃんとSnapdragon 845を搭載していて、バッテリーも3500mAhなのでゲームをしてもバッテリーは減りにくいですし、高速な動きが期待できます。デザインだけではなく、中身もハイスペックですね。

NEX Dual Displayは買うべきか

さて、ここまでNEX DUAL DISPLAYをご紹介しましたが、買いかと聞かれるとNOです。冒険になるので辞めたほうがよいでしょう。両面のデュアルディスプレイに多くの問題があります。

両方がディスプレイということは、ケースを付けられないということです。ケースを付けられないなら、傷が付きやすいですし、1番向き出ているのは壊れやすいディスプレイ部分です。すぐに壊れてしまうのがオチです。

修理もパーツが供給量として少ないので高額な値段になります。

また、デュアルディスプレイによるバッテリー消費も気になります。この手のディスプレイは、片面有機ELにして、もう片面は1ヶ月表示可能というような機能をつけるべきです。それなら災害時でも需要があります。両方を有機ELにするより実用的だと感じます。

まとめ

今回はVIVOのNEX DUAL DISPLAYのスペックをご紹介しました。たしかにスペックもデザインも高いです。しかしながら、その分のデメリットが目立ちます。ディスプレイのダメージなど考慮するべき点です。

それでも購入したい人は、新品を買って長期で使うことを考えずに、綺麗なうちに売りに出したほうがよさそうです。

NEX Dual Display Edition